防食溶射協同組合について 事業概要・組織

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防食溶射協同組合について
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私たちは、JIS・ISO溶射を推進しています

現在地球規模で環境問題が重要な課題となっております。また、省資源の観点から鉄鋼構造物の腐食による損失も看過できません。したがって、社会的に今後建造される鉄鋼構造物にはミニマムメンテナンス化と長寿命化を求められます。

欧米では、もっとも長い耐久性を期待できる防食技術として「防せい・防食溶射」が古くから採用されています。「防せい・防食溶射」は、ISO規格やJIS規格で規定されている確立された技術ですが、国内においては、諸外国に比較してまだ普及が遅れていることは否めません。

このような状況の中で私たち溶射施工業者は、1958年に「日本溶射工業会」を設立してJIS規格による「金属溶射」の普及に努めてまいりました。

しかし、JIS・ISO規格の「防せい・防食溶射」をさらに発展させるために技術の向上や、大型プロジェクトに対応できる組織造りが必要になり、「日本溶射工業会」を母体として、防食溶射を主体に行う会社のワーキンググループである防食溶射委員会より、全国組織である「防食溶射協同組合」が2000年11月に誕生しました。

現在は、溶射管理者、溶射作業者の育成のための教育や社団法人 日本橋梁建設協会、日本水道鋼管協会などに委員を派遣し、より高度な技術や品質の向上を目指して活動しています。

防食溶射協同組合の運営と活動

防食溶射協同組合の運営と活動

現在、組合員数は28社で、5名の理事と2名の監事で運営されています。理事会は年に8回開催され、全体会議は年に3回の頻度で開催されています。

当組合には品質管理委員会と安全衛生委員会の2つの委員会があり、施工計画、施工管理基準、品質管理基準、検査要領等の基準の作成を行なっています。

また、品質管理委員会の中に教育試験担当を設けて、溶射工の技量を確保するために作業員教育と実地試験を行い、合格者には認定証を発行しています。

同時に、組合員の品質管理責任者と製作会社の管理責任者を対象とした特別教育も実施しています。さらに、溶射施工や仕上がりの統一を図るため、当組合の指導員が定期的に巡回指導を行なっています。

防食溶射協同組合設立の概要

組織図

組織図

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